2020年04月04日

ベラルーシ国立ボリショイ劇場・2019年上演



2019年にベラルーシのTV局が放送した
ベラルーシ国立ボリショイ・アカデミー歌劇場による
『イーゴリ公』プロローグ及びエピローグ付き全2幕。

アレクサンドル・アニシモフ指揮、
ガリーナ・ガルコフスカヤ演出。

casts
イーゴリ公/ グロモフ
ヤロスラーヴナ/ モスクヴィナ
ヴラヂーミル/ ゴロデツキイ
ガーリチのヴラヂーミル/ ペトロフ
コンチャーク/ アスケロフ
コンチャコーヴナ/ スタセンコ

マリインスキイ、ボリショイ、そしてMETが使用した、
ラムの研究によるボロディンの楽曲の復刻(改訂版)に加え、
METが取り入れたスメルコーフ編曲の『ムラーダ』終曲を使用した
新しい試みがなされた上演です。
バレエの振付はフォーキン版。

●プロローグ
(リムスキイ-コルサコフ版の農民の合唱、『ムラーダ』ドン河氾濫の部分、
プロローグ中盤のイーゴリ公の出陣のアリア以降。短縮された序曲)
●第1幕
(リムスキイ-コルサコフ版の第1幕第1場及び第2場。
リムスキイ-コルサコフ版にはない
ガーリチのヴラヂーミルのアピールなどの楽曲も追加。)
●第2幕
(リムスキイ-コルサコフ版の第2幕の曲順を変更、省略など。
オヴルールは役ごとカットされ、新たにグザークがソロを歌います。
『ムラーダ』冥福の場面)
●エピローグ
(リムスキイ-コルサコフ版の第4幕、ヤロスラーヴナの嘆きで始まり、
グドーク弾きの二人組の場面を一部挟み、
イーゴリ公とヤロスラーヴナとの二重唱、
ラムの改訂によるイーゴリ公のモノローグ、
リムスキイ-コルサコフ版のプロローグの最後の合唱で終了。)
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モスクワ・ノーヴァヤ・オペラ 2019年上演



今回ご紹介するのは
2020年3月29日にライヴ配信された
モスクワ・ノーヴァヤ・オペラ(新歌劇場)の
2019年8月の上演です。
配信までの待機と挨拶が動画の初めにあり、
実際の開演は10分45秒からになります。
(以前、ご紹介した同劇場の2012年上演版と
同じ演出で、別キャストでの上演になります。)

ヴァシーリイ・ヴァリートフ指揮、
ユーリイ・アレクサンドロフ演出、
リムスキイ-コルサコフ版。
プロローグ、序曲、1幕、2幕、4幕の順の上演。
4幕はラメントの直後にイーゴリの帰還と二人のデュエット、
そして農民の歌で終幕となります。

casts
イーゴリ公/ ムルザーエフ
ヤロスラーヴナ/ ニェラベーエヴァ
ヴラヂーミル/ ゴールベフ
ガーリチのヴラヂーミル/ スタヴィンスキイ
コンチャーク/ クダーシェフ
コンチャコーヴナ/ メニンバエヴァ
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posted by Vindobona at 13:14| Comment(0) | 歌劇『イーゴリ公』動画紹介