2020年4月11日にライヴ配信された
ペルミ・オペラ・バレエ劇場の
2015年3月の上演です。
こちらも期限付きの公開かもしれませんが、
視聴記録として残しておきます。
ヴァレリイ・プラトノフ指揮、音楽監督
アンナ・ブルィチョーヴァ演出、
リムスキイ-コルサコフ版にラム版を追補。
プロローグ付き全3幕。
プロローグ、
1幕
(3幕からポーロヴェツ人の行進、イーゴリ公のモノローグ、
2幕からコンチャークのアリアの一部、ポーロヴェツ人の踊り)
2幕
(1幕のラストにガーリチ公の一派が乱入し、アピール)
3幕
(2幕のポーロヴェツの娘たちの合唱と踊り、
3幕)
4幕
(4幕)
マリインスキイ劇場が採用した構成に近いながらも、
省略されがちな3幕の曲を多数採用するなど、
リムスキイ-コルサコフ版を
重視したものになっています。
ただし、序曲の省略や
いくつかの楽曲の短縮もあります。
casts
イーゴリ公/ セルゲイ・ムルザ-エフ
ヤロスラーヴナ/ ナヂェジダ・ボビンツェヴァ
ヴラヂーミル/ ボリス・ルダク
ガーリチのヴラヂーミル/ ヴラヂーミル・タイサエフ
コンチャーク/ ミハイル・ナウモフ
コンチャコーヴナ/ ナターリヤ・リャスコヴァ
華やかかつ軽やかな衣装は
作曲家のストラヴィンスキイの父で歌手だった
フョードル・ストラヴィンスキイらが残した
記録や当時の資料を基に再現したものだそうです。
バレエの原振付はフォーキン。
それにガリーナ・ラフマノヴァ、
エレーナ・バジェノヴァが手を加えたもので、
こちらも現在、マリインスキイ劇場で
踊られる振付と同じものです。
イーゴリ公を歌っているムルザーエフは
ノーヴァヤでもイーゴリ公を歌っています。
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